いざ鎌倉、ではなく、いざ再びのロケへ
10/2(木)21:00〜BS朝日「あなたの知らない京都旅」で歌舞伎俳優・坂東彌十郎さんをご案内しました。
坂東彌十郎さんは、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で小栗旬さんのパパ・時政役を演じ、お茶の間の人気者になりました。
概要も一応ね。
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放送後1週間は、TVerで見逃し配信をご覧いただけます。
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名作たちと出会う旅
今回のテーマは、坂東さんと巡るにふさわしい、「時代劇ロケ地」。数々の名作の舞台になった聖地を、クイズで歩きます。

まずは「嵯峨御所」として格式高き名刹「大覚寺」に始まります。今年は百日紅が6月くらいから咲いていて見慣れてしまって。
時代劇で海にも湖にも川にもなる大沢池は、蓮も睡蓮も美しい季節だった。

そして、私が最も愛する禅寺・妙心寺。

浄土宗と法然さんを愛する私ですが、禅宗では臨済宗、その中でも妙心寺派を大学生時代からとても推している。その修行の厳しさが深くツボに刺さるのです。境内の凛とした佇まい、四条や東山の喧騒を忘れる静けさ。


そしてこの辻は、私が京都に堕ちた大河ドラマ「新選組!」のオープニングでも登場している。浅葱色の羽織を纏った隊士たちの影が、この辻を駆け抜けていくのです。その話ができなかったのが至極残念。

なお天台宗はもうなんか尊い気高きものとして崇めている。その3つが三大推し宗派。これも関根検定に出ます。
争えない親子の血が宿る洋館

さらに、私の母も愛する「長楽館」。母が短大生のハタチの時に京都一人旅で来てお茶をしたらしい。私も大学生の時に一人できてケーキセットを食べたっけ。


この春も母と円山公園をフラフラしていて、ふとお茶をしてみようと思い立ち、ケーキを食べながら思い出話を聞いたもんだ。親子の血は本当に争えない。私の京都好きは、母譲りだなと痛感する場所だ。

クラシカルなアフタヌーンティーもぜひ行ってみてほしい。

顔面国宝によるまさに「国宝」と言うべき映画の…

そして、話題の映画「国宝」のロケ地である「レストラン百花園」。無理くり観ておいてよかった〜!!アブネ〜!
大人気の吉沢亮さんの席に座れたことは感慨深かった。

私は京都でいつか会いたい人がいて、言い続けたら会える気がしてるので、声を大にして(頻度も量も)言うようにしている。
南禅寺界隈に庭園付きの家が欲しいというのも、ずっと言い続けている。誰かください。
会いたい一人目は吉沢亮さん。その目に儚い切なさを湛えていて、沖田総司の面影を感じるから。
いつか会える気がする人、もう会えない人
もう一人は、鈴木亮平さん。知性が溢れていて役作りの情熱が眩しくて、かつて好きだった人に似てるから。好きだった人にはもう会えないので、鈴木亮平さんを見てぼんやり思い出したりしている。
もう会えない一般人と、いつか会える気がする芸能人。普通は逆な気がする。
お茶目な時政パパ
なお、彌十郎さんはめちゃくちゃお茶目で人懐っこい、魅力的なお方でした。
私が埼玉の比企出身であることを伝えると、「比企能員(佐藤二郎さん)、僕が殺しちゃったんだよねごめんね〜」と笑ってました。
撮影裏話
今回はたくさんあって。
朝6:20の渡月橋の朝日が美しく、眠い身体に眩しかったこと。8月下旬の炎天下、大覚寺と妙心寺で日差しが強すぎて寒気がしたこと。
妙心寺のご担当者さんが、実は10年前に妙心寺の(偉い)人に連れてきてもらった時にお会いしていたこと(後から気づいた)。縁は必ずどこかで繋がるな〜。特に京都は。

そして、この撮影日の直前にものすごく哀しい生涯お別れがあって、撮影までなんとか気合いで乗り越えて、大覚寺で蓮の花に手を合わせたこと。
昔、好きだったお坊さんから贈られた、与謝蕪村の歌がある。
この泥が あればこそ咲け 蓮の花
蓮は綺麗な水の中じゃ咲かない。泥のような愛別離苦の苦しみの人生だからこそ生まれる、美しいもの、尊いものがある。
人生のしんどい時、いつもこの歌を思い出す。
この苦しさ全部、いつか全部、蓮の花になる。一生かけて、蓮の花を咲かしてやる、と。
哀しいことはまだ悲しいままだけど、それもまた受け止めて愛して、いつか蓮の花になる。





